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<<<<<< 左大臣助平(スケヒラ)の悩み「ケンカの仲裁」>>>>>>

 

聖人君子の如き人物にケンカの仲裁をさせると上手くゆくか、というと、決してそうでもないようである。時として意外とロクでもない奴の方が上手く裁く場合もあるようである。助平の場合、前者に該当する筈も無きこと、今更論ずるまでもない。

 「飲み屋のオヤジは酒呑まぬ」とは巷では時折耳にする言葉であるが、助平の古きアホ仲間の一人にこの言葉の当てはめようのない人物がいる。通称「ノンベヨシ」というこの男、酒呑んでは失敗をしでかすが、全くもって懲りるということを知らぬ。だからとて、特別呆れることもない、彼が助平の親友と聞いただけで納得しない者は先ず居ないであろうよ。

 この度もご多分に漏れず、例の如き南口歓楽街の少々イカガワシキ店にてイカガワシキ手段で酒を飲み、グデングデンのベーロベロ。右も左も分らぬ千鳥足…、迄はまだ良かったが、パンツ見えそなキャチセールスのご婦人(余りの厚化粧で年齢不詳)にとっ捕まり、健康ウンヌンの立て板に水の如きセールスシャワーを浴びまくり、挙句、長寿ヒニングとやらを買わされたとか。

 干上がった女房相手にヒニングが一体何の役に立つのか、助平にもさっぱり訳わからぬところではある。



女房: アンタが鼻の下伸ばしきっているから、こんなロクでもない物買わされるんです。
ヨシ: そんなことはない、と思う。ただ全く覚えていないだけだ。
助平: 確かにお前の鼻の下長いな、もっとまともな所長くしろ。
女房: アンタのアホはきっと死んでも直らないでしょうよ。
助平: そうだお前はガキの頃からアホでスケベイだった。
ヨシ: 何をヌカスか、貰い手のなかったオカメを引き取ってやったのは、一体何処の誰だと思っている。
助平: それもそうだ、お前よく結婚したな、偉かった。並みの男に出来るこっちゃない。
結果、双方から袋叩きにあい、「二度と来るな」の言葉背にほうほうの体で逃げ帰ったが、結果的には一応仲裁の役、何となく果たしているようである。
爺や: あれまあ、そのお姿!助平様、車にでも轢かれましたか?
助平: その方がまだマシであろう。ブツブツ・・・・。

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